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自己分析 2018年04月12日

集団面接で落ちてしまうのはなぜ?面接官の評価ポイントを3つにまとめてみました!

 2019年卒の採用ペースが、思いのほか早いようです。早くも内定をもらったという声をちらほら聞きます。既に集団面接へと駒を進めている学生さんも多いのではないでしょうか。採用現場の市場のスケジュール感からすると、この時期の面接が集団面接というケース、非常に多いようです。

 そのような集団面接で、以下のような声をよく聞きます。

・「集団面接って、面接官の方はいったいどこを見ているのでしょう?」

・「ちゃんとしゃべれたのに、なぜ落ちたのかがわかりません」

・「学歴の高い学生が横にいると、気後れしてしまって自分のことを言えなくなってしまいます」

 そうですよね~。企業は「あなたは◯◯な理由で、不採用になりました」って、ハッキリと言ってくれないですから、そのような感じでモヤモヤするのも無理はないですよね。

 でも、集団面接には、評価基準があるのです。

 

集団面接の評価ポイントは3つ

  その前に、集団面接がどのような面接なのか、改めて見ておきましょう。集団面接とは、複数名の学生と面接官が相対する面接です。面接の不平等感をなくすために、全員に同じ質問をすることが、大原則となっています(平等性の担保)。

 また、集団面接は、一次面接といった初期段階の面接で行われることが多く、次の個別面接に残す学生を効率よく絞り込む目的もあります。

 そのような集団面接を受けた経験のある人は、口を揃えてこう言います。

・「あまり掘り下げられませんでした」「突っ込んだ質問はありませんでした」

・「自分自身がしゃべる時間は、思ったよりも少なかったです」

 そうなんです。集団面接って、そこまで掘り下げて聞かれることは少ないのです。

 では、なぜ掘り下げて聞かれることが少ないのでしょうか。例えば、全体の時間が30分で、面接を受ける学生が5名いたとしましょう。単純に考えて、学生一人あたりの面接時間は、何分でしょうか。全体の面接時間30分÷学生5名=6分ということになりますね。そうすると、面接官は、聞きたいことを掘り下げて聞けるでしょうか?それはなかなか難しいですよね。ということは、内容以外の部分での評価に重きを置かざるを得なくなるのです。

 それでは、お待たせいたしました。集団面接における評価ポイント3つを見ていきましょう。

<その1:第一印象>

  先程の例でいくと、学生の面接時間は、実質6分です。6分しか判断できる時間がないということを考えると、内容以外の「見た目」で判断せざるを得なくなります。

 したがって、最初の面接が集団面接なら、ほぼ、印象面接といっても過言ではありません。印象面接ということは、面接官は、「この学生をお客様の前に出しても恥ずかしくないか」「いっしょに働く部下としてどうなのか」といった視点で見ています。 

 では、第一印象は、どこで判断するのでしょうか。以下の3点に集約されるのではないでしょうか。

◯明るい=笑顔

◯元気=声が大きくハキハキしゃべれている

◯素直=「はい!」という元気な返事

 みなさんの部活・サークル、アルバイト先に、どんな後輩がきてくれたらうれしいのか、考えてみてください。おそらくこういう子ではないでしょうか。それは、入社試験でも同じことです。特に、男子学生のみなさんは、ネクタイや靴といったスーツの着こなしに気を遣ってください。

<その2:話の論理性=結論から話せているか>

  集団面接は、一人あたりの実質的な面接時間が短いです。だからこそ、面接官は、短時間で学生の情報を収集しなかればなりません。

 一方で、学生さんは、面接官に短時間で自分のことを伝える必要があります。短時間で自分の情報を伝えるには、結論からポンと筋道立てて話していくことが必要なのです。

<その3:志望意欲の高さ>

 集団面接は、比べられる面接です。最終的な評価を下すのはAIではなく、感情を持った人間です。学生が複数人数いる中で、「御社で是非お世話になりたいです」という意欲の強い人と弱い人、どちらが選ばれやすいでしょうか。当然、前者ですよね。

 これら3つの部分に気をつけていただき、「見た目の清潔感」で包んであげてください。

 

「見た目の清潔感」が大事です

 「見た目の清潔感」とは、服装、髪型などどいった部分における清潔感です。特に男子学生のみなさんは、ネクタイがきちんと結べているか、靴が汚れていないかといった部分に気をつけておきましょう。男性の面接官は、意外とチェックが厳しいですよ。いくら中身が伴っていても、外見も伴っていなければ、勝負できないですから。

 就勝ゼミナールでは、こんな感じで集団面接の練習を行っています(写真はイメージです)。

 面接トレーニングに臨む学生は、大学も学部学科もバラバラですから、本番さながらです(ここは、大学のキャリアセンターや就職課が主催する集団面接講座とちがうところかもしれません)。面接官の経験がある講師が、本番さながら、過去の選考で実際に聞かれた質問をベースに演習を行います。そして、人事の目線で学生にフィードバックを行いますので、結果的に上達が早くなり、面接での通過率が高まるのです。

 「集団面接で落ちてしまう」「あの独特の雰囲気に慣れておきたい」と感じた方は、こちらの集団面接練習セミナー(費用は無料です!)に参加してみては。雰囲気に慣れておくだけでも全然違いますよ。