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自己分析 2018年06月21日

大学3年生のみなさん!今すぐやっておくべきはコレ!筆記試験対策の全体像を知って、効率的な対策を行いましょう

19年卒の就職活動が佳境を迎える中、20年卒の就職活動がスタートしました。夏のインターンシップ参加者募集がはじまっているのです。企業によっては選考に直結しているところもありますので、今からしっかり準備していきましょう。

インターンシップの選考で筆記試験を課すところもある

昔、インターンシップは、どちらかといえば企業の社会的貢献のような感じでしたが、最近のものは、本選考と何ら変わらなくなってきました。例えば、学生さんに人気の高い某大手損害保険会社のインターンシップに参加しようと思ったら、書類選考→グループディスカッション(GD)→集団面接といった選考を経なければならないそうです。

また、筆記試験を課すところもあると聞きました。本当に本選考と変わりないですよね。だからこそ、いつ筆記試験がきてもいいように、準備しておくことが大切です。

筆記試験で落とされたら次はない

大手企業や有名企業では、必ずといっていいほど筆記試験があります。企業としては、「本当は全員に会って面接したいところだけど、さすがに物理的な時間と人材を投入できない。だったら、ある程度筆記試験でふるいにかけて、面接に進んでもらう学生を選ぼうか」といったところでしょうか。

こちらの図のように、内定までの道のりは長いのです…

業務に必要な基礎学力を見るのが筆記試験

「売り手市場」と言われて久しく、この傾向はしばらく続くでしょう。ひょっとしたら、ちょっと頑張れば、(自分には無理目だと思っていた)大手企業に入れるのではないかと考えている学生さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、企業側にしてみると、誰でもいいかというとそういうわけではありません。皆さんだって、誰でも恋人にしていいかというと、そうではないでしょう?「優しい人」「頭の回転が速い人」「美人(イケメン)」などなど条件があるはずです。それと同じことで、企業にも選ぶ条件があります。その条件企業によって異なりますが(採用要件)、業務を進めていくにあたり、必要最低限の学力や文章力などが必要になってくるのです。

それでは、ここからは筆記試験の全体像について見ていきましょう。

けっこうたくさんありますよね。

この中で、最も対策しておく必要がありそうなのは、何といってもSPIでしょう。

最も対策が必要なのは、SPIの非言語分野

SPIとは、当時のリクルートの人材開発部が開発した適性検査のひとつで、60%~70%近くの企業が導入しているといわれているそうです。国語系の問題を中心とした言語分野、数学・理科系の問題を中心とした非言語分野、性格適性検査で構成され、中には英語が入るものもあります。

特に、(数学を避けてきた)私立文系、受験を経験することなく推薦で大学に入学した学生さんは、理数系を苦手にしている人が多いようですので、本腰を入れた対策が必要です。できるようになるまでに時間がかかりますので、一刻も早く取り組まれることをオススメいたします。

(次回以降、筆記試験対策についての「講師ブログ」も予定しておりますので、楽しみに待っていてくださいね)

先の全体像の図を見てのとおり、筆記試験の種類は、SPIだけではありません。時事・一般常識の試験を課すところもあります。

企業オリジナルの筆記試験では、時事・一般常識を出すところも

実をいうと、SPIは、学生さんは無料で受けられますが、企業側は業者にお金を払って実施する「業者テスト」なのです。そこまでお金(=採用にまつわるコスト)をかけられないという企業は、わざわざそのような試験を実施することなく、お金のかからない自社オリジナルの筆記試験を実施するところもあります。

そういう企業では、時事的な問題や国語・数学・理科・社会・英語などの知識を幅広く問う一般常識を出題することが多いようです。

時事問題については、日々のニュースに目を通しておくのは最低限のことで、「そのニュースについて、自分ならどう考えるか、どう思うのか」を整理しておくとよいでしょう。面接では「最近興味関心のあるニュースについて教えてください」と聞かれることが多いので、面接対策としても有効です。実際、某地銀の一次面接では、毎年必ず聞かれています。

また、大手マスコミ系企業の筆記試験では、かなり細かい時事問題や一般常識、文化芸能まで聞かれますので、受験勉強並みの対策を必要とします。マスコミ系企業志望者は、今のうちから勉強を重ねておきましょう。

最近急増してきた小論文・作文試験

実は最近、小論文・作文試験を実施する企業が増えていること、ご存知でしょうか。「替え玉受験」が利くといわれているウェブテストでは、決して見ることのできない応募学生の知性や価値観、文章力を見ようと、導入する企業が急増しているそうです。企業によっては、抜き打ちで実施したところもあったそうです。

小論文・作文は、いきなり書けるわけではありません。それなりに書けるようになるには、トレーニングが必要です。

というふうに書くと、とっつきにくそうなイメージを持たれるでしょうが、きちんとした書き方を踏まえ、練習すればうまく書けるようになります。できれば国語力のある大人に添削してもらって、オトナである採用担当者が読むに耐え得るものにしていくとよいでしょう。小論文・作文については、後日こちらの「講師ブログ」でも詳しく解説していきますので、楽しみにお待ちください。

といった感じで、筆記試験対策についての全体像について見ていきました。

筆記試験対策は「先輩が後悔することランキング」No.1

「選考フローに『SPI』って書いてあったら『もうSPI無理』って最初から諦めて受験しませんでした。結果的に、自分の一番行きたい企業に行くのでいいんですが、やっぱりSPIは準備しておけばよかったと思います」(下田結香さん 2018年卒ホテルモントレ長崎内定

筆記試験は「先輩が就活で後悔することランキング」第1位です。毎年繰り返される「もっとしっかりやっておけばよかった」という言葉、私たちは、もう聞きたくありません。思わず「だからあれだけ言ったでしょう?」と言いたくなります。だからこそ、今のうちからコツコツと筆記試験対策を進めていきましょう。今のがんばりが、後々効いてくること、就勝ゼミナールの学生さんが証明しています!ちょっとだけ声を紹介しますね。

「就職活動をはじめるなら、早いに越したことはありません。今日から動き出してもいいのではないでしょうか。(中略)SPI対策だってそうです。(中略)早ければ早いだけ、自分の可能性を広げられます」(鎌田裕己君 2018年卒ネッツトヨタ宮崎[MTホールディングス]内定

「今からすぐはじめてください!遅くても夏休みが終わったらはじめてください」(屋形一絵さん 2018年卒全研本社内定

いかがでしょうか。まだ時間がある今のうちから筆記試験対策に取り組むと、後々いいことがあります。遊ぶのは、就活が終わってからでもいいのです。2020年卒の就職活動は、2019年卒よりも早期化することが予想されます。今のがんばりがきっと実を結びますから、いっしょにがんばっていきましょう!