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自己分析 2017年08月04日

昭和化学工業 内定者の声 

下河裕哉君 福岡大学理学部 昭和化学工業、ファルコバイオシステムズ内定

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―内定おめでとうございます。内定先と就職予定先について教えてください。

 ありがとうございます。内定は、昭和化学工業とファルコバイオシステムズの2社で、昭和化学工業に入社することにしました。ものすごく悩んだのですが、自分のやりたいことができるのは、こちらではないかと思いました。

 ―就職活動を振り返ってみていかがでしたか?

 早かったですね。特に、3月、4月は、ESや面接の練習などをやっても、やっても終わらず、一日が早かったです。ESの添削や面接でフィードバックを受けたことへの振り返りを毎日やろうと決めており、面接トレーニングの中でのちょっとした時間も有効活用しました。今まで言われてきたことを自分の中に落とし込んで、選考の中でそれを活かそうと。小さいことの積み重ねが大事だと思いました。

 ―そうそう、メジャーリーガーのイチロー選手の名言に「小さなことの積み重ねが、やがてとんでもないところへいくただ一つの道」というのがあって、それを見事に実践したわけですね。ところで、就活で心が折れそうになったことはありましたか?

 3月にプレナスの最終面接に落ちたことです。冬のインターンシップにも参加し、そのこともあったのでしょうか、自分にとっての最初の選考でトントン拍子だったので、さすがに凹みました。ここから12か月くらいスランプに陥りまして、苦しかったです。プレナスに懸けていただけに…。食品系に行くのか化学系に行くのか迷走しはじめまして、繊維系なども幅広く見ていきました。結果的に最初の食品系か化学系に落ち着きましたが、これは自分にとって必要な時間だったのかもしれません。

 ―ちなみに、何社くらい見ましたか?

 5060社くらいでしょうか。食品、化学、パッケージ系、機械系、実験用の教材等々…。できるだけ後悔のないように、最後の最後まで見ようと。色々見ておけば後々無駄にはならないだろうと思いました。そのうち、ES20社以上書いていました。書類の通過率はよかったのですが、一次選考で落ちることが10社くらいあって、「何かあるんだろうな」と。向こうが合わないと判断したのかもしれないですが…。先にお話ししたプレナスの最終で落ち、ある意味開き直れたのがよかったのかもしれません。

 ―上昇するきっかけって、何だったのでしょうか。

 「とりあえず説明会に行ってみるか」「東京や大阪に選考や説明会で行ったときに、ついでに行けるところはないかな」といった感じで動き続けたことでしょうか。どこかあるのではないかと思っていました。当初、6月までに1社内定を獲ることを目標にしていましたが、果たせず、11月くらいまでの長期戦を覚悟していました。内定をいただいた昭和化学工業もファルコバイオシステムズも、30%くらいのモチベーションで会社説明会に臨んだのですが、説明会で60%くらいに上がりました。さらに面接で「あ、いいな」と。今まで受けた会社では、上の人たちが出てきたときにあまりいい印象はなかったのですが、昭和化学工業はすごく話を聞いてくれました。選考の中で、段々好きになっていったという感じですね。

 ―説明会や選考で、東京や大阪によく行っていましたよね。交通費はどれくらいかかりましたか?

 概算で30万くらいですね。覚えていませんが(笑)。2ヶ月間で東京に5回、大阪に4回行きました。

 ―もう、ビジネスマンの出張顔負けですよね。

 そうですよね。実は、行った先で(趣味の)電車を見るのが楽しみでして、そういうのがあったから、そこまで嫌にならなかったのかもしれません。

 ―これは、同じ趣味(=鉄道)を持つ者として、よくわかります(笑)。

 この趣味持っていてよかったです。あ、アルバイトでお金貯めておきましょうね。スーツは「2パンツ」がオススメです。シャツとかネクタイとか一式12万くらいかかったかもしれません。

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 ―就勝ゼミナールを知ったきっかけは何だったのですか?

 母です。実は、講師の稲益さんと母が知り合いで、稲益さんから教えていただいたのがきっかけです。ゼミに入る前は、就活ってひとりでやるものだと思っていました。行くとしても、大学のキャリアセンターかハローワークで大丈夫だろうと。最初は乗り気ではなかったのです。3年の10月くらいに「ジョブファイティング」という学生と企業の交流会のイベントで初めて就勝ゼミナールに行ってみました。行ってみると、松枝さんのような若手講師もいてびっくり。最初、雰囲気はけっこうキツイのではないかとイメージしていたのですが、全然違いました。ゼミ生の人も悪くないし、雰囲気もいい。大学の就職課も悪くはないけど、なかなか予約が取れないと聞いて、ちょっと不安に感じていました。面接の練習が無制限ででき、自分の不安をつぶせたのが大きかったです。

―ありがとうございます。実際、就勝ゼミナールを利用してみていかがでしたか?

 全体的によかったです。入る前、「何に迷っていたんだろう」と。3年の6月くらいに、もっと早く来ておけば、自己分析などで違った展開があったのかもしれません。交通の便がよく、通いやすかったですね。「来たい」と思えるようなところで、就勝ゼミナールは家のようです。自宅や大学の研究室よりも落ち着きます。様々な大学の人と話せるのもよくて、僕は部活やサークルに所属していなかったので、色々な考えも聞けました。ゼミ生がたくさんいて、いい刺激になりましたね。みんな「聞かないで(怒)」という感じはありません。

 ―最後に後輩に向けてメッセージをお願いいたします。

 早いうちから始めた方がいい。これは当事者になってみなければわかりません。ここでいう早いうちにというのは、3年になってからです。ここで始めるべし!2年までは、とにかくアルバイトなどで経験を積むこと。そして、経験の振り返りからやるといいでしょう。実際、一番時間がかかったのは、自己分析です。長所・短所、やりたいこと、学生時代に頑張ったこと…。自分が話しやすいエピソードを見つける時間は必要で、僕は3月くらいまでかかりました。

 ―本日はありがとうございました。

 

〜インタビュアー・講師平山の目〜

下河君は、とてもバランス感覚に優れています。よく考えてから行動するけれども、とりあえず動くということも決して忘れていません。また、自分なりにPDCAサイクルをしっかり回せていたからこそ、第一志望群の企業から2社も内定を獲ることができたのではないでしょうか。「こんな僕でも内定を獲れるのです」と謙遜していましたが、地道な努力の賜物だと感じます。鉄道、バス、クルマ、飛行機など同じ「乗り物好き」として、これからもご縁が続きそうです。さぁ、このあとは鉄道談義に花を咲かせましょうか。

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